【猫のフード管理Excelフォーム。】

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マクロ使ってるから許可設定しないとセキュリティ警告出ます。
複数のフードを組み合わせてコントロールしたいときの複雑な配分を自動計算します。

フードはメーカーの栄養成分表からデータを拾ってきて入力します。
カロリーはキロ当たりや100グラム当たりとか、栄養成分はミリグラム、マイクログラム、%単位などまちまちの表示なので注意してください。 プルダウンで選べるようになっていて表示単位の違いは自動で計算するようになっています。
品名などは始めにカロリー計算のシートへ入力すれば栄養成分管理のシートの方は参照して反映されるのでシートごとの入力は不要です。

基本的にフードは一日量で入力して、給餌の配分は自由ですが、尿のアルカリ化が気になる場合には一回の食事量を少なくし回数を増やします。
猫は元々24時間小刻みに寝たり起きたりしながら摂食する生き物です、人間と違い一日量を8時間の間に割り振ると尿がアルカリ化したままになりやすいので、食事と食事の間隔は最低でも3時間は空けてください。 つまり4回に分けるなら12時間以上かけるということです。
また、運動量の多い日と少ない日の差が大きい猫の場合、何日かのトータルで管理しても問題ありません。
マグネシウムとカルシウムは結石予防で日常的に管理するため最初からシートありますが、他の成分を管理したい時は成分追加用マスターをコピーして追加してください。
体重は、測った日と、体重の数値だけ入力、月齢は一番目の行に誕生日を入力し後は測定日を入力すれば自動で計算しグラフにも反映されます。
空欄には一つ上のセルを参照するように数式が入っていますが、これはデータの無い部分でグラフがゼロになってしまって近似曲線の予測値が出なくなることの予防ですから、体重測定したときに上書きで入力してください。

ドライフードとウェットの使い分けは脱水や尿結石予備軍の子には重要です
ウェットフードは体積の9割が水分なので飲水量が少ない子にはウェットを必ず組み合わせて与えますが、偏食があるなら混ぜてしまうのも良い方法です。
病気の心配が無い子なら、活動量の多い時間帯の直前に体積あたりのカロリーが高いドライを、人間と一緒に寝るような生活なら就寝前にウェットを与えます。

フードの切り替え計算は、現在の一日量、移行単位、1日目の日付だけ入力すると後は自動で計算しますので青い文字の部分だけ変更します。
理屈が分かりにくいので、最初はサンプルデータのまま移行単位のグラム数と一日目の日付だけ変更してみると理解できると思います。
これを使うと切り替えの管理が楽なのと、切り替え開始時に何グラム残っていないといけないかも分かるので使い切りがしやすいです。

☆☆☆ 体重測定と給餌量の調節 ☆☆☆
ダイエットはとても難しくて忍耐の要る作業です。
初期は体重1キロあたり、成猫屋外 80Kal/Kg 室内 70Kcal/Kg としてありますが、殆どの場合これでも多すぎで、体重が300g増加すればフードを2割減量します。

例えば、体重が300g増えたらフードの量を0.8に数日かけて減らし、体重が安定すればしばらく継続。
二週間程度経過を見て、さらににフードを0.8×0.8=0.64に減らしてゆくと、体重が緩やかに減ってくるはずなので、少なくともそのままで2シーズン観察します。
2シーズンの経過は重要で、エネルギー消費は季節変動が大きく、急激なダイエットは季節の変わり目で体調不良を引き起こします。
季節をまたいで緩やかに目標体重に向かうようなら、量を増減せずに半年くらい観察します。
大抵は、そのままで体重は下げ止まり安定するはずなので、フードの量は変えずに継続すれば、その量の食事で満足して生活できるようになります。

猫にもよりますが、室内だと 40Kcal/Kg 以下で十分維持できることも多いので体重が増えたら躊躇せず減らしてください。
私の9歳になる男の子は体重6キロのぽっちゃり型で、慎重にダイエットして現在 28Kcal/Kg で健診結果も良好です。
急に半量とかは猫の体にストレスがかかるので、1/10ずつを一日おきに減らして20日かけるくらいのペースでコントロールします。
体重測定は排尿排便の有無で200gくらい違ってくるので、できればその日の最初の食事前に測定してください。

使い方で解らないことがあれば掲示板のにゃんこスレで聞いてください。

※2018/2/5 訂正 移行計算フォームの総使用量計算が行番号20までしか集計されていませんでした。
誤 : =SUM(C7:C20) 正 : =SUM(C7:C27)
誤 : =SUM(D7:D20) 正 : =SUM(D7:D27)

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